― 67 ―
２ 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
(単位：百万円) 前事業年度
(平成28年10月31日)
当事業年度 (平成29年10月31日) 資産の部
流動資産
現金預金 7,276 9,026
完成工事未収入金 422 835
未成工事支出金 467 703
商品 3 1
販売用不動産 ※１ 2,970 ※１ 4,699
貯蔵品 12 11
前渡金 279 228
前払費用 256 285
繰延税金資産 825 1,010
立替金 56 61
未収入金 ※６ 259 ※６ 257
その他 37 2
貸倒引当金 △22 △3
流動資産合計 12,845 17,119
固定資産
有形固定資産
建物 ※１ 6,506 ※１ 6,542
減価償却累計額及び減損損失累計額 △4,500 △4,601
建物（純額） 2,006 1,940
賃貸用建物 ※１ 26,715 ※１ 26,509
減価償却累計額及び減損損失累計額 △17,227 △17,606
賃貸用建物（純額） 9,488 8,903
構築物 ※１ 296 ※１ 284
減価償却累計額及び減損損失累計額 △230 △234
構築物（純額） 65 50
賃貸用構築物 ※１ 866 ※１ 867
減価償却累計額及び減損損失累計額 △479 △508
賃貸用構築物（純額） 387 358
機械及び装置 ※１ 1,055 ※１ 1,049
減価償却累計額及び減損損失累計額 △840 △850
機械及び装置（純額） 214 199
車両運搬具 3 3
減価償却累計額及び減損損失累計額 △2 △2
車両運搬具（純額） 0 0
工具、器具及び備品 1,145 1,134
減価償却累計額及び減損損失累計額 △884 △887
工具、器具及び備品（純額） 261 246
土地 ※１ 10,527 ※１ 10,551
リース資産 3,818 4,036
減価償却累計額及び減損損失累計額 △2,169 △2,598
リース資産（純額） 1,648 1,437
建設仮勘定 471 545
有形固定資産合計 25,071 24,233
― 69 ―
(単位：百万円) 前事業年度
(平成28年10月31日)
当事業年度 (平成29年10月31日) 無形固定資産
借地権 207 207
ソフトウエア 140 129
リース資産 146 156
その他 40 40
無形固定資産合計 535 533
投資その他の資産
投資有価証券 39 49
関係会社株式 433 433
長期貸付金 239 154
関係会社長期貸付金 576 185
破産更生債権等 7 7
長期前払費用 118 166
差入保証金 494 475
長期未収入金 168 170
繰延税金資産 2,032 1,032
その他 309 14
貸倒引当金 △495 △356
投資その他の資産合計 3,924 2,331
固定資産合計 29,531 27,099
資産合計 42,376 44,218
負債の部 流動負債
工事未払金 ※６ 5,196 ※６ 4,938
短期借入金 ※１ 588 ※１ 2,075
1年内返済予定の長期借入金 ※１ 8,162 ※１，※３，※４ 1,551
リース債務 540 528
未払金 339 403
未払費用 449 508
未払法人税等 331 425
未払消費税等 69 131
未成工事受入金 2,094 1,629
預り金 1,050 752
仮受金 13 10
完成工事補償引当金 108 114
賞与引当金 571 640
その他 36 20
流動負債合計 19,549 13,732
決算短信（宝印刷） 2018年02月02日 12時36分73ページ（Tess 1.50(64) 20171211_01）
(単位：百万円) 前事業年度
(平成28年10月31日)
当事業年度 (平成29年10月31日) 固定負債
長期借入金 － ※１，※３，※４ 6,303
リース債務 1,158 917
長期預り金 100 109
退職給付引当金 1,361 848
役員退職慰労引当金 622 572
資産除去債務 261 198
その他 40 41
固定負債合計 3,545 8,992
負債合計 23,095 22,724
純資産の部
株主資本
資本金 3,873 3,873
資本剰余金
資本準備金 20 20
その他資本剰余金 1 1
資本剰余金合計 22 22
利益剰余金
利益準備金 469 561
その他利益剰余金 14,921 17,032
繰越利益剰余金 14,921 17,032
利益剰余金合計 15,390 17,593
自己株式 △20 △20
株主資本合計 19,266 21,469
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 15 24
評価・換算差額等合計 15 24
純資産合計 19,281 21,493
負債純資産合計 42,376 44,218
― 71 ―
② 【損益計算書】
(単位：百万円) 前事業年度
(自 平成27年11月１日 至 平成28年10月31日)
当事業年度 (自 平成28年11月１日 至 平成29年10月31日) 売上高
完成工事高 32,092 31,515
販売用不動産売上高 4,753 6,034
その他の売上高 2,089 2,001
売上高合計 38,935 39,552
売上原価
完成工事原価 19,505 18,992
販売用不動産売上原価 3,901 4,871
その他の原価 1,139 1,190
売上原価合計 24,545 25,055
売上総利益
完成工事総利益 12,587 12,522
販売用不動産売上総利益 852 1,162
その他の売上総利益 949 811
売上総利益合計 14,390 14,496
販売費及び一般管理費
販売手数料 110 128
広告宣伝費 715 758
役員報酬 197 197
従業員給料手当 4,125 3,948
賞与引当金繰入額 424 485
退職給付費用 245 △125
役員退職慰労引当金繰入額 47 30
法定福利費 689 679
福利厚生費 100 90
修繕費 14 12
貸倒損失 2 －
貸倒引当金繰入額 4 △0
図書印刷費 39 38
通信費 143 130
旅費及び交通費 296 286
水道光熱費 95 89
交際費 20 24
賃借料 1,497 1,424
減価償却費 724 683
消耗品費 49 50
車両費 300 310
租税公課 288 315
手数料 392 372
保険料 17 18
試験研究費 12 8
雑費 191 217
販売費及び一般管理費合計 10,746 10,178
営業利益 3,643 4,318
決算短信（宝印刷） 2018年02月02日 12時36分75ページ（Tess 1.50(64) 20171211_01）
(単位：百万円) 前事業年度
(自 平成27年11月１日 至 平成28年10月31日)
当事業年度 (自 平成28年11月１日 至 平成29年10月31日) 営業外収益
受取利息 ※１ 18 ※１ 17
受取配当金 9 8
受取手数料 ※１ 9 ※１ 11
未払配当金除斥益 6 6
貸倒引当金戻入額 53 0
雑収入 35 23
営業外収益合計 133 67
営業外費用
支払利息 278 188
社債利息 0 －
アレンジメントフィー 15 30
雑支出 58 45
営業外費用合計 351 264
経常利益 3,425 4,121
特別利益
固定資産売却益 － ※２ 30
子会社株式売却益 － ※３ 238
貸倒引当金戻入額 － 150
特別利益合計 － 418
特別損失
固定資産除却損 ※４ 55 ※４ 28
減損損失 181 44
特別損失合計 236 73
税引前当期純利益 3,189 4,466
法人税、住民税及び事業税 399 531
法人税等調整額 100 813
法人税等合計 499 1,345
当期純利益 2,689 3,120
― 73 ―
【完成工事原価報告書】
前事業年度 (自 平成27年11月１日
至 平成28年10月31日)
当事業年度 (自 平成28年11月１日
至 平成29年10月31日) 区分
注記 番号
金額(百万円)
構成比 (％)
金額(百万円)
構成比 (％)
材料費 7,316 37.5 7,223 38.0
外注費 9,010 46.2 8,871 46.7
経費
(うち人件費)
3,178 (1,754)
16.3 (9.0)
2,897 (1,350)
15.3 (7.1)
合計 19,505 100.0 18,992 100.0
(注) 原価計算の方法
当社の原価計算の方法は、実際原価による個別原価計算であり工事毎に原価を材料費、外注費及び経費の要素 別に分類集計しております。工事共通費(間接費)は、期末に直接費を基準として当期完成工事原価、期末未成 工事支出金等に配賦しております。
【販売用不動産売上原価報告書】
前事業年度 (自 平成27年11月１日
至 平成28年10月31日)
当事業年度 (自 平成28年11月１日
至 平成29年10月31日) 区分
注記 番号
金額(百万円)
構成比 (％)
金額(百万円)
構成比 (％)
当期販売用土地購入額 2,186 52.4 3,523 53.4
当期販売用建物建築費 1,988 47.6 3,077 46.6
計 4,175 100.0 6,601 100.0
期首販売用不動産たな卸高 2,695 2,970
期末販売用不動産たな卸高 2,970 4,699
差引販売用不動産売上原価 3,901 4,871
(注) 原価計算の方法
土地については、購入区画別に実際原価による個別原価計算、建物については、工事毎に実際原価による個別 原価計算を行っております。
【その他売上原価報告書】
前事業年度 (自 平成27年11月１日
至 平成28年10月31日)
当事業年度 (自 平成28年11月１日
至 平成29年10月31日) 区分
注記 番号
金額(百万円)
構成比 (％)
金額(百万円)
構成比 (％) 賃貸料収入原価
減価償却費 496 43.5 501 42.1
その他 179 15.8 184 15.5
計 675 59.3 686 57.6
その他 464 40.7 504 42.4
合計 1,139 100.0 1,190 100.0
決算短信（宝印刷） 2018年02月02日 12時36分77ページ（Tess 1.50(64) 20171211_01）
③ 【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自 平成27年11月１日 至 平成28年10月31日)
(単位：百万円)
株主資本 評価・換算差額等
純資産合 計 資本金
資本剰余金 利益剰余金
自己株式 株主資本
合計
その他 有価証券 評価差額
金
評価・換 算 差額等合
計 資本準備
金
その他資 本 剰余金
資本剰余 金合計
利益準備 金
その他利 益 剰余金
利益剰余 金合計 繰越利益
剰余金
当期首残高 3,873 20 1 22 400 12,988 13,389 △20 17,265 25 25 17,290 当期変動額
剰余金の配当 － 68 △756 △688 △688 △688
当期純利益 － 2,689 2,689 2,689 2,689
自己株式の取得 － － △0 △0 △0
株 主 資 本 以 外 の 項 目 の当期変動額（純 額）
－ － － △10 △10 △10
当期変動額合計 － － － － 68 1,932 2,001 △0 2,001 △10 △10 1,991 当期末残高 3,873 20 1 22 469 14,921 15,390 △20 19,266 15 15 19,281
当事業年度(自 平成28年11月１日 至 平成29年10月31日)
(単位：百万円)
株主資本 評価・換算差額等
純資産合 計 資本金
資本剰余金 利益剰余金
自己株式 株主資本
合計
その他 有価証券 評価差額
金
評価・換 算 差額等合
計 資本準備
金
その他資 本 剰余金
資本剰余 金合計
利益準備 金
その他利 益 剰余金
利益剰余 金合計 繰越利益
剰余金
当期首残高 3,873 20 1 22 469 14,921 15,390 △20 19,266 15 15 19,281 当期変動額
剰余金の配当 － 91 △1,009 △917 △917 △917
当期純利益 － 3,120 3,120 3,120 3,120
自己株式の取得 － － － －
株 主 資 本 以 外 の 項 目 の当期変動額（純 額）
－ － － 8 8 8
当期変動額合計 － － － － 91 2,111 2,203 － 2,203 8 8 2,212
当期末残高 3,873 20 1 22 561 17,032 17,593 △20 21,469 24 24 21,493
― 75 ―
【注記事項】
(重要な会計方針)
１ 有価証券の評価基準及び評価方法 (1) 子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法 (2) その他有価証券
①時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算 定)
②時価のないもの
移動平均法による原価法
２ たな卸資産の評価基準及び評価方法 (1) 未成工事支出金
個別法による原価法（貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定）
(2) 販売用不動産
個別法による原価法（貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定）
３ 固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産（リース資産を除く)
重要な賃貸用資産及び平成10年４月１日以降に取得した建物(附属設備を除く)及び平成28年４月１日以降に取得 した建物附属設備並びに構築物については定額法、その他の資産については定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物・構築物 ７～50年 賃貸用建物 10～50年
(2) 無形固定資産（リース資産を除く) 定額法を採用しております。
な お、 自 社 利 用 の ソ フ ト ウ ェ ア に つ い て は 社 内 に お け る 利 用 可 能 期 間 ( ５ 年 ) に 基 づ く 定 額 法 を 採 用 し て お り ま す。
(3) リース資産
所 有 権 移 転 外 フ ァ イ ナ ン ス ・ リ ー ス 取 引 に 係 る リ ー ス 資 産 に つ い て は、 原 則 と し て リ ー ス 期 間 を 耐 用 年 数 と し、
残存価額を零とする定額法を採用しておりますが、リース資産の一部（モデルハウス）については、使用実態を勘 案し、平均再リース期間（２年）を含めた期間を耐用年数としております。
なお、リース取引開始日がリース会計基準適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引について は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
４ 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金
売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債 権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 完成工事補償引当金
完成工事に関する瑕疵担保に備えるため、期末前１年間の完成工事高及び販売用建物売上高に対し、過去の補修 実績に基づく将来の見積補償額を計上しております。
(3) 賞与引当金
従業員の賞与の支給に充てるため、支給見込額を計上しております。
決算短信（宝印刷） 2018年02月02日12時36分 79ページ（Tess 1.50(64) 20171211_01）
(4) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上してお ります。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定 額基準を採用しております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異及び過去勤務費用は、発生額を発生年度において費用処理しております。
(5) 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金支給に充てるため、内規に基づく期末要支給額を計上しております。
５ 重要な収益及び費用の計上基準 完成工事高及び完成工事原価の計上基準
当事業年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事（工期がごく短期間のものを除く）について は工事進行基準（工事の進捗率の見積りは原価比例法による）を、その他の工事については工事完成基準を適用して おります。
６ ヘッジ会計の方法 (1) ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を適用しております。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象 a ヘッジ手段 金利キャップ b ヘッジ対象 社債、長期借入金 (3) ヘッジ方針
金利変動によるリスクを回避する目的で、対象物の範囲内に限定してヘッジしております。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
金利キャップの想定元本が借入金の元本金額の範囲内であり概ね一致していること、金利キャップの契約期間が 借入金の借入期間内であり概ね一致していること、借入金の変動金利のインデックスと金利キャップのインデック スが一致していること、金利キャップの受取条件が契約期間を通して一定であること等を基準に、有効性を評価し ております。
７ その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税に相当する額の会計処理は、税抜方式によっており資産に係る控除対象外消費税及び地方消 費税は当事業年度の費用として処理しております。
(表示方法の変更)
（損益計算書）
前事業年度において、「営業外費用」の「雑支出」に含めておりました「アレンジメントフィー」は、金額的重要 性が増したため当事業年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年 度の財務諸表の組換えを行っております。
こ の 結 果、 前 事 業 年 度 に お い て、「 営 業 外 費 用 」 の 「 雑 支 出 」 に 表 示 し て い た 73 百 万 円 は 「 ア レ ン ジ メ ン ト フ ィ ー」15百万円と「雑支出」58百万円に組替えております。
(追加情報)
（繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用）
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」（企業会計基準適用指針第26号 平成28年３月28日）を当 事業年度から適用しております。